政府からの公式アナウンスで
2023年3月13日から日本のマスク着用は個人の判断が基本になりました。
同5月8日以降、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いは2類から5類に変更されました。
最近はマスクする人が多いものの
マスクをしない人も見かけ始めるようになりました。
これから夏がくるので
マスクを外して生活する方も徐々に増えていくのではないか、と思っています。
そんな中で今回は、将棋界でのコロナウイルス対応、マスクの着用について今どうなっているか調べてみました。
はじめまして!こんにちは!こんばんは!
2022年11月から将棋を始めたきりです
将棋ウォーズは2級だよ
マスク着用緩和措置について
日本のマスク着用緩和措置およびコロナウイルス対応
厚生労働省からのお知らせを確認すると以下のアナウンスがありました。
2023年3月13日以前
- 屋外では季節を問わず、マスク着用は原則不要です
- 屋内では距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合をのぞき、マスクの着用をお願いします。
2023年3月13日以降
- 個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断が基本となります。
2023年5月30日以降
- 新型インフルエンザ等感染症(2類相当)から5類感染症に移行
3月13日以前は屋外でもマスクの着用は原則不要だったんですね。
それでもみなさん屋外でマスク着けていましたよね。。。
最近は寒さ対策と花粉症対策ということもあったかもしれません。
将棋界のコロナウイルス対応
2023年5月8日に日本将棋連盟からアナウンスがありました。
5月8日以降、東京・将棋会館、関西将棋会館、名古屋将棋対局場における
新型コロナウイルス感染症対策について以下のようになります。
新型コロナウイルスに感染した場合
- 発生日翌日から5日目までは来館を控える
- 6日目から解熱、症状の改善が見られる場合は来館可能。
10日目まではマスクの着用を推奨。
濃厚接触者になった場合
- 来館は自主判断
- 同居家族に感染者がいる場合はマスク着用を推奨
上記以外の場合
- マスクの着用は任意
公式戦対局でのコロナ対応
公式戦での対応はコロナ特別対応が終わり、通常の感染症対応に戻るそうです。
具体的には下記のようになります。
感染症に罹患した場合、診断書の提出とともに、原則として対局日2日前の17時30分までを連絡期限とし、棋戦進行上延期が可能な場合は延期の措置を行います。ただし、延期が困難な場合は不戦敗の判断を行うことがあります。
日本将棋連盟HP
タイトル戦においては、別途定めるタイトル戦の規定に準じた運用を行います。
実際、どれくらいの人がマスクを外しているんだろう?
過去の将棋マスク事件について
将棋界で過去マスク着用をめぐり問題となった対局について調べてみました。
日浦市郎八段
2023年2月1日(水)におこなわれた第49期棋王戦コナミグループ杯予選
日浦市郎八段 対 三枚堂達也七段戦との対局で
日浦八段が「正しいマスクの着用」を行うようにとの立会人からの指示に従わなかったため
反則負けとなりました(参考:日本将棋連盟HP)。
日本将棋連盟によると、日浦八段は上記対局を含めた対局3局連続で
立会人の裁定と処置に従わなかったため
2023年2月13日から5月12日までの3ヶ月間懲戒処分となりました(参考:日本将棋連盟HP)
過去反則負けとなった2対局は以下になります。
- 第81期順位戦C級1組9回戦、平藤眞吾七段 対 日浦市郎八段戦の対局(参考:日本将棋連盟HP)
- 第81期順位戦C級1組10回戦、日浦市郎八段 対 村田顕弘六段戦の対局(参考:日本将棋連盟HP)
日浦八段の棋士データベースを確認すると
最近の対局履歴は以下となっていました。
- 2023年3月1日のALSOK杯王将戦一次予選 不戦敗
- 2023年3月7日の順位戦C級1組 不戦敗
懲戒処分は対局できずに不戦敗となるということなんでしょうね。
不戦敗になった場合、対局料はもらえるのでしょうか?
少し気になります。
佐藤九段
2022年10月28日(金)におこなわれた順位戦A級4回戦
永瀬拓矢王座 対 佐藤天彦九段戦との対局で
佐藤九段が約30分にわたるマスクの未着用を2回行ったことから
反則負けとなりました(参考:日本将棋連盟HP)
2022年11月1日に佐藤九段は日本将棋連盟に対し不服申立てをおこないましたが
不服申し立てにあった
「反則負け判定の取り消し」「対局のやり直し」
について却下されました(参考:日本将棋連盟HP)。
おわりに
今回は将棋界のコロナウイルス対応、マスク規定について紹介しました。
いかがだったでしょうか。
将棋界も私達たちの生活も少しずつ変化しているようです。
みんなが不安なく生活できるようになるには
もう少し時間がかかるかもしれませんが
その都度いい規定になっていってほしいです!
それでは、また!
ほかにも将棋の記事を書いているから合わせて読んでね!